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評価:
三浦 しをん
新潮社
¥ 860
(2009-06-27)
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風が強く吹いている
読み終わってしまったよ
でも読む手が止まらなかった
映画を見てるのに展開がきになる。
それだけじゃなくて、ただ単に夢中になって読みたいと思う。
でも読み終わりたくない。
ずっとひたっていたい。
アオタケのみんなが夢のような今から覚めたくないみたいに。
あたしもだ!
映画も本当に見てよかったと思うものだったし、
映画に入りきれてないところまでの全てが詰まってて
笑いの出る面白さも、感動の面白さも……もっと深く良いものだった。
カケルの気持ちの全てが伝わる。
映画で、カケルの表情だけからでも伝わってくるものがもっと、全て。
カケルだけじゃなくてアオタケみんなの。
伝えきれない、些細なことが集まり続けた大きなものが。
レースのときなんてほんっまにもう…あー言葉にできないもう知らん!
それにしても小出恵介といいキャストが最高。
全員をぴったり当てはめたまま最後まで読み進めた。
読み終わった小説をもう一回最初から読みたいって思ったのも初めて。
いい本いい映画に出会えてよかった